『短篇小説講義 増補版』
『短篇小説講義 増補版』
- 増補版初版/2019.8.23 岩波新書 1792
- 新書判 207頁 ISBN 978-4-00-431792-0 C0295 本体780円+税
- 帯/黒 帯惹句/「小説は何をどう書いてもいいのだ。」三十年ぶりの再講義
- <収録作品>「1 短篇小説の現況」「2 ディケンズ「ジョージ・シルヴァーマンの釈明」」「3 ホフマン「隅の窓」」「4 アンブロウズ・ビアス「アウル・クリーク橋の一事件」」「5 マーク・トウェイン「頭突き羊の物語」」「6 ゴーリキー「二十六人の男と一人の少女」」「7 トオマス・マン「幻滅」」「8 サマセット・モームの短篇小説観」「9 新たな短篇小説に向けて」「10 ローソン「爆弾犬」」「11 筒井康隆「繁栄の昭和」」「あとがき」「増補版あとがき」
- 初版(1990.6.20)に「11 筒井康隆「繁栄の昭和」「増補版あとがき」を追加した増補版
『短篇小説講義 増補版』出来
田辺聖子さんとの対談が「神戸っ子」に再録
「新しいことはええことや」(再録)
- <神戸っ子>2019.8 田辺聖子さんとの対談
- https://kobecco.hpg.co.jp/42909/
- <神戸っ子>1972.9掲載再録。なお『暗黒世界のオデッセイ』(晶文社 1974.2.20)に収録。
『筒井漫画瀆本 壱』刊行
『筒井漫画瀆本 壱』
- 2019.8.15 実業之日本社文庫 ん−7−3
- ISBN 978-4-408-55501-0 C0179 定価/本体780円+税
- カバーデザイン/黒門ビリー+お砂糖ちひろ(フラミンゴスタジオ) カバーイラスト/スーパーログ
- <収録作品>内田春菊「ムロジェクに感謝」/相原コージ「死にかた」/南伸坊「禁花」(「法子と雲界」より)/喜国雅彦「鏡と薬と正義と女」(「鏡よ鏡」「特効薬」「正義」「美女」より)/蛭子能収「傷ついたのは誰の心」/清水ミチコ「傾斜」/まつざきあけみ「イチゴの日」/しりあがり寿「樹木 法廷に立つ」/けらえいこ「妻四態」/吾妻ひでお「池猫」/矢萩貴子「セクション」/ふくやまけいこ「かいじゅうゴミイ」/山浦章「星は生きている」/三条友美「亭主調理法」/加藤礼次朗「TROUBLE」(「トラブル」より)/とり・みき「わが良き狼」/いしいひさいち「大富豪刑事」(「富豪刑事」より)/筒井康隆「アフリカの血」/解説「「漫画的なもの」がもたらす解放と救済について」藤田直哉
- 【註】『筒井漫画瀆本』(実業之日本社 1995.10.26)を底本としているが、とり・みき作品は「万延元年のラグビー」より「わが良き狼」に変更。また山浦章「ウイスキーの神様」は未収録。巻末に筒井康隆「アフリカの血」追加。