筒井康隆氏についての…

筒井康隆さんについての情報を中心としたブログです

「花魁櫛」読むレジ袋

「花魁櫛」

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 ということで、ナチュラルローソン芝浦海岸通店に行ってきました。田町駅から橋を二つ渡って十分あまり、配布時間の一時間前に到着。店前は迷惑になるため隣の広場で日光を避けながら待機。アホウドリさんたちと合流して、随分短篇も溜まってきたので短篇集出ないですかねとか「一九五五年二十歳」で言及された映画論のこととか話している間に配布時間に。店内外に待っていた人は三十名くらいだったでしょうか。店員さんが二人出てこられて二ヶ所二列での配布でした。無事レジ袋を受け取ったあとお茶して三十分後に来てみると既に配布は終了していました(七、八分で終了したようです)。
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なお「花魁櫛」は6/30にメルカリの公式Twitterで配信されます。

THE YEAR OF JACKPOT

「THE YEAR OF JACKPOT」

  • <WIRED>vol.37 2020.7.1 p184-p191
  • 文/小谷知也 

 デフォー『ペスト』、小松左京復活の日』、フィニイ『盗まれた街』、ブラウン「電獣ヴァヴェリ」、自作「コレラ」からハインライン「大当たりの年」、そして最新短篇「ジャックポット」まで、現状を見据えたロングインタビュー。

新作短篇「ジャックポット」は「新潮」8月号に

「偽文士日碌」

 新作短篇「ジャックポット」は<新潮>8月号に掲載! 7/7頃の発売でしょうか。「WIRED」インタビューに「花魁櫛」とラッシュです。

伸輔さんの展覧会は20日までです

筒井伸輔展

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 先日、筒井伸輔さんの展覧会へ行ってきました。予約制30分定員6名ということもあって、ゆっくりと展示を見ることができました。中空から落ちてきたような虫を描く、余白が多く残された近作。同じモチーフの中で、骸がかたちを変えていく過程を描いた作品に死が訪れた後にも流れていく時間を感じました。奥の空間にある、『モナドの領域』表紙画を中心とした大作三点は圧巻です。
 伸輔さんの展覧会は今週末20日(土)までです。ミヅマアートギャラリーのHPより予約をお願いします。

最新短篇「一九五五年二十歳」

「一九五五年二十歳」

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 <小説野性時代>特別企画「二十歳のころ」トップを飾る最新短篇「一九五五年二十歳」。読んでいると、当時の同志社、映画、音楽、演劇、文学、政治、流行……がよみがえります。さまざまな角度から読み解きたい作品。

『筒井康隆、自作を語る』文庫化

筒井康隆、自作を語る』

  • 初版/2020.6.15 ハヤカワ文庫JA(JA1433)ツ-6-5 編/日下三蔵
  • 並製本 A6判 カバー 帯/オレンジ
  • カバー 写真/齋藤浩(講談社写真部) カバーデザイン/仁木順平 368頁
  • 定価/本体920 円+税 ISBN 978-4-15-031433-0 C0195
  • 帯惹句/すべてを肉声で。全著作リストと自選短篇の解説、戯曲・映像についての対談を併録した永久保存版! 第50回星雲賞【ノンフィクション部門】受賞作
  • 収録作品 編者挨拶(日下三蔵)/第一部「筒井康隆、自作を語る」(インタビュアー&構成/日下三蔵) #1 日本SFの幼年期を語ろう(前篇) #2 日本SFの幼年期を語ろう(後篇) #3 『欠陥大百科』『発作的作品群』の時代(前篇) #4 『欠陥大百科』『発作的作品群』の時代(後篇) #5 『虚人たち』『虚航船団』の時代(前篇) #6 『虚人たち』『虚航船団』の時代(後篇) #7 《筒井康隆コレクション》完結記念(前篇) #8 《筒井康隆コレクション》完結記念(後篇)/第二部「自選短篇集 自作解題」(インタビュアー&構成/日下三蔵) 1 ドタバタ篇 自作解題 2 ショート・ショート篇 自作解題 3 パロディ篇 自作解題 4 ロマンチック篇 自作解題 5 ブラック・ユーモア《未来》篇 自作解題 6 ブラック・ユーモア《現代》篇 自作解題/文庫版付録:《筒井康隆全戯曲》全4巻完結記念インタビュー/後記/筒井康隆 全著作リスト(日下三蔵/編)

 『筒井康隆、自作を語る』が早くも文庫化。『筒井康隆全戯曲』完結記念イベント分を追加、さらに著作リストも更新された決定版です(本書の発行がコロナ影響で延期になったため、リストP62の『筒井康隆、自作を語る』JA版発行 2020.5.25→2020.6,15に各自修正をお願いします)。なお著者分類番号は「ツ-6-5」。ハヤカワ文庫としては『馬の首風雲録』(SF)、『東海道戦争』『ベトナム観光公社』『アルファルファ作戦』『馬は土曜に蒼ざめる』『国境線は遠かった』『日本SF傑作選1 筒井康隆 マグロマル/トラブル』(以上JA)がありますが、どのカウントで「5」になったか?です。