- 無署名「編集後記」<遊歩人>2007.10
- 日下三蔵「第5巻 筒井康隆」『日本SF全集・総解説』早川書房・刊 2007.11.25
- 原田知世「デビュー25周年 自然体で語る“音楽と私”」<CDジャーナル>2007.12
- 井上孝悦「読者アンケート この技にしびれた 片桐のゲロ分析」<本の雑誌>2007.12
- 大森望・北上次郎・日下三蔵・新保博久・関口苑生「日本のミステリーベスト100」→『富豪刑事』91位<PLAYBOY>2008.1
『日本SF全集・総解説』(日下三蔵 早川書房)は<SFマガジン>に三期(のべ約6年)にわたって連載された、「編集構成案のみが存在する架空の」『日本SF全集』(全43巻・別巻1)に編者・日下氏が寄せた解説を纏めた一冊。日本SFの黎明期から第三世代まで、詳細な書誌を踏まえながらも明快に各作家・作品が紹介される、一級品のブックガイドともなっています。出版芸術社『座敷ぼっこ』『細菌人間』編集でも識られる日下氏による『日本SF全集 第5巻 筒井康隆』収録作品は実際に本書を見ていただくことにして、巻末の「編集後記」によれば姉妹企画として、実際に一作家につき一作品を収録したアンソロジー『日本SF全集』(全6巻 出版芸術社 2008年)も刊行予定の由。今から楽しみでなりません。さて筒井さんは何が収録されるんだろうか。
あ、原田知世さんのインタビューはちょっと『時かけ』に触れているのみです。山下さんの連載を読むとき気付いたので、一応。