筒井康隆氏についての…

筒井康隆さんについての情報を中心としたブログです

『フリン伝習録レハールの喜歌劇≪メリー・ウィドウ≫による〜』(3幕・超演奏会形式)

ということで行ってまいりました、『フリン伝習録』! せっかく西宮まで行くのだからと、行きしに青空書房さんまで足をのばし、久々に坂本さんとお話をしてきました。筒井さんの色紙「玄笑」はじめ田辺聖子さんや堀晃さん、山本一力氏の色紙が見守る書棚には「本は生きています」という言葉。胸が熱くなりました。
西宮北口駅から芸術文化センターまではすぐ。大ホール入口前には「ビーバップハイヒール」や筒井康隆症候群からの花。オペラシティでの経験から筒井さんは上手側と予測して取った席につきしばらくすると、オーケストラの皆さんに続いて指揮の山下氏、森さん、西側さん、松本さん、田中さん、山下さん、筒井さんが登場、『フリン伝習録』が幕を開けました。今回設置された大きなスクリーンには歌詞が映し出され、それぞれの思惑が交錯するフリー歌唱の場面など、ソリストの方々の顔を見ながら歌詞を楽しむという得難い快感を味わいました。筒井さんによる「ヴィリアの歌」「ガラキのラップ」、山下さんの大熱演、そして「フリン」の大合唱…、濃密なひとときを過ごしました。初演の際にも感じたのですが贅沢すぎて1回じゃあ勿体ないです。

なお、この模様はスカイパーフェクトTV ヒストリーチャンネル「時代の響き」29「ジャズピアニスト 山下洋輔」(2008.5.31 20:00〜21:00)で一部を紹介予定だそうなので、行けなかった方は是非どうぞ。

さあ、次は下北沢です!