『馬の首風雲録』
- 長篇１篇，エッセイ１篇 初版発行／2009.4.30 扶桑社文庫 つ4-1（扶桑社文庫0535)
- 並製本 Ａ６判 カバー 帯／藤色
- カバーイラスト／新井苑子（ハヤカワ文庫ＳＦ版再使用） カバーデザイン／岩郷重力＋WONDER WORKZ。464頁
- 定価／本体800円＋税 ISBN 978-4-594-05921-7 C0193
- 帯惹句 “戦争”のすべてを叩きこんだ、筒井ＳＦ初期の代表作 戦争を描いた文学・芸術作品のコラージュを試み、著者の戦争感を結実させたあの名作が帰ってきた。
- ＜収録作品＞「馬の首風雲録」「あとがき」／解説「「戦争」テーマの筒井ＳＦの集大成」日下三蔵
夢の木坂『時かけ書房』から速報です。『馬の首風雲録』扶桑社文庫版、書店店頭着は4/30頃の予定。日下三蔵氏による解説は連載前の「作者のことば」（単行本・全集未収録）再録、連載から単行本時の内容違いや「あとがき」変遷、さらには『虚航船団』のブシュとビシュにまで言及するマニアック度抜群のものです。是非ご一読を。
なお扶桑社文庫日本ＳＦは著作初収録「大江戸打首異聞」を収めた『多聞寺討伐』（光瀬龍）が同時刊。さらに６月末には『ゑゐり庵綺譚』（梶尾真治）が予定。応援をよろしくお願いします。
