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「漂流ー本から本へ」第６回「『子供の四季』坪田譲治」

• ＜朝日新聞＞2009.5.10　11面　読書欄

　『子供の四季』、懐かしいです。私は新潮文庫で読みました。同じ新潮文庫で出ていた「日本むかしばなし集」は小学校のときに全３冊を取り寄せてもらったのを憶えています。書店の親父さんが「明日、問屋に行くから仕入れてくるよ」と言うのを聞き、本にも問屋があるんだと憧れに思った、小３の夏の日でした。
　拾い物の新潮社単行本版画像を挙げておきます。