「昔はよかったなあ」
「筒」と「井」をイメージしたという、朝倉摂氏の手による「竹」がそびえる舞台の上手から筒井さんがご登場。拍手のなか、中央の椅子に腰をかけるとウエイターに扮した上山さんが現れます。珈琲を筒井さんに。「ありがとう」「ごゆっくり」という会話は一昨年の北沢タウンホールといっしょ。
筒井さんの朗読と山下さんの演奏という豪華な競演。次々に語られる女性のこと、映画のこと、悪いこと、楽しいこと、音楽のこと。山下さんが奏でるピアノの音色もどこかしら懐かしい。「星新一とスターダスト」、今回もまたちょっぴり泣けました。
幕間の休憩も書籍販売。こんな短い間にも本を買って下さる方がいて嬉しい。
開幕間近を告げる、オルゴール風「ジャズ大名」が流れ、第二部が始まりました（続く）。
