筒井康隆氏についての…

筒井康隆さんについての情報を中心としたブログです

「漂流−本から本へ」第45回「生島治郎『黄土の奔流』」

 筒井さんと生島治郎氏といえば、思い出すのが<推理小説研究>5号(1968.7.20)。都筑道夫氏、生島氏とともに筒井さんが編集を担当された号で、特集は「ジャンル討論会」。「本格」「ハードボイルド」「社会派」「スパイ」「SF」の5ジャンルについての評論・エッセイのほか編集担当の三氏による座談会「推理小説を見なおしてみよう」が掲載されています。なお生島氏の編集者時代は『浪漫疾風録』『星になれるか』(講談社文庫)に詳しいです。未読の方は是非。