『筒井康隆作家生活五十周年記念〜現代語裏辞典ライブ』
続いて「筒井康隆カルトクイズ」答え合わせ。事前に配布されていたクイズを開演前や休憩中に回答してもらい、その答え合わせを平石さんと私で現物などを交えながら行うというもの。問題は全部で15問。最近の話題で答えやすいと思われるもの、マニアックなもの、そして直感でないと厳しいものを事前に30問くらい考えて、その中から絞った。
問題と回答は同じhatenaダイアリーで当日参加されたICHIZOさんが起こして下さっているので、そちらを。
全15問だから答えを言うだけではすぐ終わってしまう。質問ごとに少しずつ話を膨らませて行く。
(4)いちばん多くの人が死んだ小説はどれか？
A)「48億の妄想」 B）「霊長類 南へ」 C)「銀齢の果て」
では前の晩に考えていた、「到着」が生物が一番死んでる小説じゃないかと思いますがなど話す。
(5)「NULL」1号の表紙の色は黒、では2号の表紙の色は？
A)青 B）緑 C)赤
では平石さんが旧「NULL」全号を持参。国会図書館にも揃っていない全号を見られたので幸せだった。これは難問。直感で当てるしか正答は難しかったと思う。
そういえば、直感問題では次のようなものも考えていたが没になった。
「1975年８月23日、SHINCON（神戸SF大会）当日、兵庫県に上陸した台風は何号か」
a 4号 b 6号 C 8号
答えは調べていただければ幸いです。ちなみに国際名はRitaでした。
(14)チェコ語に訳されている作品は何か
A)「富豪刑事」 B）「最後の喫煙者」 C)「ヘル」
では実物を平石さんが掲げ、男性器もばっちり描かれてますというとまたまた横山さんが慌てる。いやいや実際に書店で売ってますからとフォロー。
最高得点は12問。上位者にはバッジがプレゼントされた。
ある程度サービス問題を散りばめたつもりだったが、「難しい」との声を後でいっぱい聞いた。次回はもうちょっと考えます。
そしていよいよ筒井さんの朗読が始まる。（続きます）
