筒井康隆氏についての…

筒井康隆さんについての情報を中心としたブログです

「星新一展〜2人のパイオニア〜」

 1/3、宝塚市手塚治虫記念館で開催中の「星新一展〜2人のパイオニア〜」へ行ってきました。
西宮北口から宝塚線で「宝塚南口」駅下車、筒井さんが挙式された宝塚ホテルも近くにあります。

宝塚大橋を渡って、火の鳥のモニュメントやヒョウタンツギが目印の記念館に到着。

キャラクターの手型・足型が入り口まで続く。

百鬼丸の手型とか足型って…。生えてくる前?後?

正月三ヶ日は2割引のうえ、特製の「W3」ボッコちゃんしおりもついてきました。嬉しい。

会場に入ると、世田谷文学館でも展示されていた小学校時代の作文や「ボッコちゃん」下書きなど貴重な資料がいっぱい。現在流通している文庫や単行本がホシヅルとともに壁一面にレイアウトされていて、最近の表紙デザインに目を奪われてしまいました。
「クロスポイント「日本SF作家クラブ」」と題された展示では、「第一回日本SF大会」の映像に当時のラジオ放送からの抜粋音声が! 筒井さんが話されている映像もあり(残念ながら音声は無し)、8分間の映像を繰り返し見てしまいました。手塚さんと星さんの関わりあいということで「宇宙塵」(「MEGCON」PR号って見るの初めて)や、星さんと手塚さんのお便りが同じ頁に掲載されている「NULL」6号も展示(いずれも高井信さんによる資料提供)、眼福でした。
1986年12月23日に行われた、「星さんの還暦を祝う会」の映像にも見入ってしまいました。星さんの挨拶が終わった後、「締切で間に合わなくて」と遅れて会場に現れた手塚さんを小松さんが星さんのところに連れていくところなどもう泣きそうに…。
星さんがいろんな方にサインを描いてもらっていたというコースターは世田谷とは違い、一枚一枚がはっきり見えるよう展示されていて嬉しかったです。筒井さんはいつもの顔と全集風イラストの2枚がありました。
江坂遊さん編の「ショートショートの定義」など面白い企画が多く、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。開催は2/20まで。皆さん、ぜひお出かけ下さい。