2013-03-13 ■ 小説 小説 「聖痕」第238回(最終回) <朝日新聞>2013.3.13 贖罪羊は戻って来たのですね。未来を感じさせるラスト、『虚航船団』のあの科白をふと思い出しました。単行本で改めて読むのが楽しみです 実を言えば「聖痕」というタイトルを初めて知ったとき、腰に火傷を負うのだろうかなどとぼんやり考えていたのですが、全く違いました。未知の、心躍る古語の数々に彩られた一族の年代記。想像力をかき立てられる伸輔さんの画も素敵でした。 楽しい日々をありがとうございました。