筒井康隆氏についての…

筒井康隆さんについての情報を中心としたブログです

「聖痕」第238回(最終回)

 贖罪羊は戻って来たのですね。未来を感じさせるラスト、『虚航船団』のあの科白をふと思い出しました。単行本で改めて読むのが楽しみです
 実を言えば「聖痕」というタイトルを初めて知ったとき、腰に火傷を負うのだろうかなどとぼんやり考えていたのですが、全く違いました。未知の、心躍る古語の数々に彩られた一族の年代記。想像力をかき立てられる伸輔さんの画も素敵でした。
 楽しい日々をありがとうございました。