ウムラウト

　『60年代日本SFベスト集成』（ちくま文庫）はタイトルにアポストロフィが付かないんだなあと思いながら、収録作のひとつ「大いなる正午」（荒巻義雄）を読んでいたら、註４で

なんと「ｒ」の上にウムラウトが！　こういう字組が出来るのかと素直に感動。ちなみに『日本SF短編50 1』（ハヤカワ文庫）では、原文のまま

と「ｏ」の上にウムラウトが付いてます。