■

『筒井康隆コレクション III 欠陥大百科』

• 初版発行／2015.10.30　出版芸術社　日下三蔵／編
• 上製本　四六版　カバー　帯／緑
• 装幀・装画／泉谷淑夫　608頁
• 定価／本体2800円＋税　ISBN　978-4-88293-475-2 C0093
• 帯惹句　文庫未収録の百科事典パロディが復活　奇才・筒井康隆の狂気とユーモアが凝縮　帯裏＝アからンまで独自の解釈で描いた筒井版悪魔の辞典「欠陥大百科」　こちらも文庫化されなかった幻の初期作品集「発作的作品群」　さらに単行本未収録ショートショートや「ＮＵＬＬ」の復刻、加納一朗による日本ＳＦ界黎明期の貴重な証言も併録。豪華コレクション、第３弾！　次回配本　第４巻『おれの血は他人の血』
• ＜収録作品＞PART1 『欠陥大百科』 p7 PART2 『発作的作品群』 《発作的ショート・ショート》「ブロークン・ハート」p334「訓練」p336「タバコ」p337 《発作的エッセイ》「公的タブー・私的タブー」p338「凶暴星エクスタ市に発生したニュー・リズム、ワートホッグに関する報告及び調理法及び見通しについて」p342「仕事と遊びの”皆既日食“」p345「肺ガンなんて知らないよ」p347「まったく不合理、年賀状」p349 大地震の前に逃げ出そう」p351 「都会人のために夜を守れ」p353「いたかつただらうな」p355「恰好よければ」p358「わが宣伝マン時代の犯罪」p360「可愛い女の可愛らしさ」p363「犯・侵・冒」p370「人間を無気力にするコンピュータ」p373「アナロジイ」p380「情報化時代の言語と小説」p389 《発作的講談》「岩見重太郎」p400「児雷也」p409 《発作的雑文》「当たらぬこそ八掛─易断」p417「悩みの躁談室」p424 「レジャー狂室」p430 《発作的短篇》「最後のＣＭ」p436「差別」p440 《発作的戯曲「荒唐無稽文化財奇ッ怪陋劣ドタバタ劇−冠婚葬祭葬儀編」p442 《発作的座談会》「山下洋輔トリオ・プラス・筒井康隆」p491「発作的あとがき」p526 PART3 単行本未収録ショートショート 「ナイフとフォーク」p530「アメリカ便り」p532「香りが消えて」p534「タイム・マシン」p536 PART4 筒井康隆・イン・ＮＵＬＬ３（６〜８号）p539 第６号 目次 「神様たち」櫟沢美也 「逃げろ」 会員名簿4　第五号批評・来信（手塚治虫・星新一）　第7号 目次 「姉弟」「たぬき」櫟沢美也 「やぶれかぶれのオロ氏」 会員名簿5　第六号批評・来信（加納一朗・星新一・柴野拓美・舟越辰緒）　第8号 目次 「睡魔のいる夏」 会員名簿6　第七号批評・来信（柴野拓美・星新一・高梨純一・石川喬司）／「「ＮＵＬＬ」と「宇宙塵」のころ」加納一朗 p590／「後記」p592／「編者解説（日下三蔵）」p594

　コレクション３巻がますます充実の内容で登場！ 「家庭全科」掲載のショートショート四篇が単行本初収録となりました。めでたい♪ 今週末には書店店頭に並びます。署名本もネットで受付中！