本年もお世話になりました。明日より帰神、しばらく書き込みが出来ません。
今年も『筒井康隆コレクション』続刊に加え、『筒井康隆全戯曲』刊行が始まり、5月には復刊・文庫化も含め5冊の著作発売と嬉しい一年でした。
日下三蔵さんとの『筒井康隆コレクション』イベント「筒井康隆自作を語る」、佐々木敦さんとの「筒井康隆ワールドの過去・現在・未来」、都甲幸治さんとの東大イベント「文学インタヴュー第7回 筒井康隆」、どれも濃密な時間でした。
アニメ公開10周年に伴う星空上映会にカフェ、さらに連続ドラマ化と『時をかける少女』の熱い夏ふたたびの年でもありました。
そして、青空書房の坂本健一さん、名古屋のSFファンの集まり「中部皆」の重鎮・安田五郎さん、さらには柳瀬尚紀さん…。多くの大切の方とお別れした一年でもありました。
それでは恒例「筒井康隆氏についての…」2016を振り返ってみます。
『モナドの領域』/赤旗日曜版/「著者は語る SF文学の巨人が放つ<最後の長篇>」/虚構外存在の哀しみ/巨匠たちの想像力/キャラメルボックス『時をかける少女』DVD/「著者に聞く 筒井康隆さん『モナドの領域』 世界や人間の成り立ち問う」/世界の仕組み語るユーモラスな「神」/「レジャーアニマル」/「EXPO2000」/「脱出」/「悪魔の世界の最終作戦」/最悪知る者こそ面白く/もし神様がいらしたら/最後の長編「神」に挑む/『筒井康隆コレクション IV おれの血は他人の血』/DAICONパンフレット/「写真小説 男たちのかいた絵」花田秀次郎/茂木健一郎氏との邂逅/八十一歳にもなる作家のツイッターを…/GOD降り立ち大騒動/『時をかける少女』タイ語訳/『筒井康隆全戯曲 I 12人の浮かれる男』/『暴走する正義』/誰も書いていない小説を/『ヘル』ロシア語訳/韓国冷麺/「珈琲のことば」/『短篇小説講義』復刊/1秒タオル/『筒井康隆コレクション V フェミニズム殺人事件』発刊記念 筒井康隆自作を語る#3「『虚人たち』『虚航船団』の時代」/「玄笑」/「対談 SFから神へ」筒井康隆+東浩紀/『森卓也のコラム・クロニクル 1979-2009』/『ピアノ弾き即興人生』山下洋輔/震度7/『名探偵登場!』文庫化/「僅かな継承によって…」/川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』/宝塚ホテル/『現代語裏辞典』文庫化/la kagu/『時をかける少女』連続ドラマ化/「この話を書いてから早くも五十年。」/「新潮社創業120年記念トーク「筒井康隆ワールドの過去・現在・未来」」/島田雅彦『一服啓上』/「通いの軍隊」ドラマ化/『アルファルファ作戦』復刊/「老若男女世界文学選集9 旅のラゴス を描く」/『筒井康隆コレクション V フェミニズム殺人事件』/「女スパイの連絡」/『ビアンカ・オーバースタディ』文庫化/「時をかける少女」ハンガリー語訳/蓮實重彦『伯爵夫人』/「筒井が来たりて笛をふく」/新潮社写真部のネガ庫から/『男の詫び状』野坂昭如/アニメ『時をかける少女』公開10周年/『時をかける少女』カフェ/『にぎやかな未来』(改版)/「情欲と戦争」/青空書房 坂本健一さん死去/「幸せな人生やった」/『筒井康隆全戯曲 2 ジーザス・クライスト・トリックスター』/「伝説の行方」/『陰翳礼讃・文章読本』谷崎潤一郎/柳瀬尚紀氏 死去/「大らかで根源的な笑い」/『ペルーの異端審問』フェルナンド・イワサキ/「キョーゲン惑星の筒井康隆」/「なぜ『最後の長篇』なのか?」筒井康隆+佐々木敦/『偽文士日碌』文庫化/深井国「トワイライト・オブ・トーキョー」/『きまぐれ星からの伝言』星新一/奇想天外SF新人賞/「群像短篇名作選」/『〆切本』/「宗教と私」/羊寿/「わがダリ体験」/『大伴昌司エッセンシャル <未刊行作品集>』/文学インタヴュー第7回 筒井康隆 (〈現代作家アーカイブ〉by飯田橋文学会) 聞き手・都甲幸治/あゆみBOOKS 全社員が選んだ「売りたい文庫『ロートレック荘事件』」/「新趣向と王道と」/みかわやの海老フライ/『筒井康隆全戯曲 3 スイート・ホームズ探偵』/『小松左京の猫理想郷(ネコトピア)』/『メカ豆腐の復讐』とり・みき/「第1回劇的!ABCドラマグランプリ!!」/安田五郎さん死去/『タイム・トラベラー』シナリオ集(石山透)復刊/「手塚治虫のエロス」/「ビアンカ・オーバーステップ」/「不徹底さによる拮抗」/「偽文士日碌」1000頁突破/河出書房新社『日本文学全集』/「筒井康隆インタビュー 創作の秘術を明かす」/『唐獅子株式会社』(小林信彦コレクション)/最も危険な作家、筒井康隆。
皆様、よいお年をお迎え下さい。