- 2011.7.22〜9.25 神戸文学館
先週、神戸に帰って、小松左京展へ行ってきました。
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神戸文学館は「SF幼年期と神戸」以来ほぼ１年半ぶり。入ってすぐ右側の展示会場へ。小松さんの笑顔と年表に迎えられました。今年は「SF作家生活50周年」の年だったんですね…。
神戸一中時代、作品を投稿された「神中文藝」、学生時代の交換ノート、同人誌「ARUKU」、「対話」、「アトム」でのルポ原稿、ニュース漫才放送台本、生原稿、色紙の数々など貴重な資料がいっぱい。「神中文藝」は「文藝」含め、以前小松左京事務所にお送りした三冊すべてを展示下さっていて、少しはお役に立てたかもと思いました。ありがとうございました。
展示は小松さん自筆のものがかなりあり、見入ってしましました。
「日本アパッチ族」構想ノートはその化学式や構成に夢中。「首都消失」の冒頭場面から「とりめし」を思い出しておなかが空いてきたり…。
かなり熱心にメモをとっている方や作品を読み込んでいる方もおられました。小松さんがもうおられないことはとても淋しいですが、作品は、想いは、心に残っています。
改めて小松さんのご冥福をお祈りします。
巨きな作品をありがとうございました。ひとの想いと科学の力をもう少し信じ続けて行こうと思います。
