筒井康隆氏についての…

筒井康隆さんについての情報を中心としたブログです

筒井康隆氏についての…

 本年もお世話になりました。明日より帰神、しばらく書き込みが出来ません。

 今年は毎日芸術賞から幕があがりました。『筒井康隆全戯曲』『筒井康隆コレクション』が揃って完結。それぞれのイベントもあり、楽しい一年でした。日下三蔵さんには長篇を中心とした復刊に加え、貴重な作品を拾い上げていただき、感謝感謝です。『日本SF傑作選』も素晴らしい企画ですね。『農協 月へ行く』『幻想の未来』とオリジナル文庫での復刊も有り難かったです。

 新作「漸然山脈」「コロキタイマイ」、嬉しかったです。山下さんのピアノによる「ラ・シュビドゥンドゥン」、しびれました。「ビーバップハイヒール 600回記念『筒井康隆。この男何者なのか?』」、まとまっていて見応えがありました。

 佐々木敦さんの『筒井康隆入門』、力作でした。大森望さんとの「極私的ツツイ長短編ベスト対決!」も刺戟的でした。まさかの続篇、筒城灯士郎さんの『ビアンカ・オーバーステップ』には驚きました。
 それでは恒例「筒井康隆氏についての…」2017を振り返ってみます。

第58回毎日芸術賞 文学I部門(小説・評論)「モナドの領域」受賞!/面白さ、びっくり求めて/日本でも早く安楽死法を通してもらうしかない/『モナドの領域』韓国語訳/「そして誰もいなくなった事件」/私の偏愛クリスティー/「月刊住職」/宗教と私/1オンスの金貨/「同い年の人に…」/映画「美しい星」/ 日下三蔵編『筒井康隆全戯曲』完結/スーパージェッター 第21話「ロボットM7号(裏切りロボット)」 第34話「マイクロ光線」/「スーパージェッター 未来予言機!」「ミクロ人間」/『ビアンカ・オーバーステップ』筒城灯士郎/「懐かしい蠱惑の長篇」/松浦寿輝『名誉と恍惚』/『Les Hommes Salmonelle Sur la Planete Porno』/宙を行く創作の旅/<文学金魚>/家で穏やかに死んでゆく方法−私の理想の死に方/「破綻の一歩手前で…」/『Bullseye!』/「『筒井康隆全戯曲』全4巻完結記念トークショー」/「お寺の屋根で」「西郷隆盛」「住吉浜辺の」「一かけ二かけ三かけて」/『建築文学傑作選』/「小説家の名誉と恍惚」/松浦寿輝選 筒井康隆を圧縮する=短篇50篇精選/「炎上狙った」/『誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選』/「私と中央公論 谷崎賞のことなど」/「青年の成長を描いた二作品」/「坑夫」「三四郎」/筒井康隆原作映画祭!ライムスター宇多丸・プレゼンツ「筒井康隆ナイト」/『筒井康隆コレクション VI 美藝公』/ 「マルクスエンゲルス中共珍道中」「佐藤栄作ノーベル賞」「クラリネット言語」/「筒井康隆自作を語る #1 日本SFの幼年期を語ろう」/「夭折した天才、僅か十年の光芒」/山川方夫/「白石加代子女優生活50周年記念公演 笑った分だけ、怖くなる vol.2」/「映画『美しい星』に思う」/「谷崎と映画とぼく」/『猫の文学館 II』「池猫」「飛び猫」「群猫」/『日本ショートショート出版史〜星新一と、その時代〜』高井信/「TOKYO 80s 筒井康隆」/『La ragazza che saltava nel tempo』/『時をかける少女』カドフェス2017限定アニメカバー/「漸然山脈」/「風太郎と明治物」/『家族八景』(中国語版)/『創作の極意と掟』文庫化/『日本文学全集 28巻 近現代作家集 III』/『農協 月へ行く』『幻想の未来』復刊/『繁栄の昭和』文庫化/「ずっと大江健三郎の時代だった」/『日本SF傑作選 1 筒井康隆 マグロマル/トラブル』/佐々木敦筒井康隆入門』/「ラ・シュビドゥンドゥン」(歌:筒井康隆 ピアノ演奏:山下洋輔 作詞作曲:筒井康隆)/『パプリカ絵コンテ集』今 敏/「ビーバップハイヒール600回記念『筒井康隆。この男何者なのか?』」/極私的ツツイ長短編ベスト対決/「コロキタイマイ」/「『最後の喫煙者』が語る」/「詩と小説の併存」/『〆切本2』/『続・時をかける少女』(石山透)舞台化/『「奇想天外」復刻版 アンソロジー』/「真実の文学」/「わし以上にわしのことを」/カズレーザーが「ZIP!」(日本テレビ系)で『虚人たち』を紹介/日下三蔵編『筒井康隆コレクション』完結/『筒井康隆コレクション VII 朝のガスパール』/「文芸におけるバランス感覚」/『絶望図書館 立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語』/『筒井康隆コレクション』完結記念 筒井康隆自作を語る#4/「新宿祭」(仮)/塩田武士『騙し絵の牙』/『残像に口紅をアメトーーク帯/「常識とか良識を疑問視する、それが文学の使命じゃないか」/「白笑疑」「ダークナイト・ミッドナイト」「蒙霧升降」/筒井康隆展 秋に世田谷文学館で開催

 来年は2月に新作二篇、秋にはいよいよ新宿でのイベントに続いて、世田谷文学館での「筒井康隆展」開催です! 期待が膨らみます。

 皆様、よいお年をお迎え下さい。