筒井康隆氏についての…

筒井康隆さんについての情報を中心としたブログです

日本芸術院会員

日本芸術院会員

 令和5年度日本芸術院【第二部(文芸)】第七分科(小説・戯曲)会員候補者として2月8日に日本芸術院長より文部科学大臣に上申され、令和6年3月1日付けをもって、文部科学大臣より発令の予定とのことです。
 報道発表資料記載の推薦理由は以下の通りです。
「筒井康隆氏はSF作家として出発したが、その後、小説ジャンルの様々な可能性を実験的な手法(ユーモア・諧謔性、物語性、言語遊戯と批評性)を駆使して、優れた作品を生み出してきた。
それらの作品は多くの熱心な読者を獲得し、今も魅了し続けている。代表作に「虚人たち」(泉鏡花文学賞)、「夢の木坂分岐点」(谷崎潤一郎賞)、ベストセラーの「文学部唯野教授」、「朝のガスパール」(日本SF 大賞)、「わたしのグランパ」(読売文学賞・小説賞)などがあり、現在も旺盛な創作活動を続けている。その顕著な業績は、日本芸術院会員に最も適しい作家と言える」
 おめでとうございます。