筒井康隆氏についての…

筒井康隆さんについての情報を中心としたブログです

エッセイ

「自伝」連載開始

「自伝」第1回「芽吹いて蕾ー幼少年期」 <文學界>2024.4 p5-p15 見聞きし体験したことのみ語られる、濃密な自伝。すさまじいその記憶力に圧倒されます。今回は最初の記憶から昭和20年8月15日まで。「十五歳までの名詞による自叙伝」も必携です。

「波」連載シリーズ第13回

「カカント」 <波>2024.3 p2-p5 「カカント」から始まる一節を口ずさみながら『ダンシング・ヴァニティ』を思い出したりもしていました。歌会始や青山真治監督のことも。

「波」連載シリーズ第12回

「年末都心部食い物事情」 <波>2024.2 p2-p5 師走。大晦日までの大変な日常です。お正月はゆっくりと過ごされたでしょうか。

「波」シリーズ第11回

「夜を抱いて走る男」 <波>2024.1 p2-p5 今回は「天狗の落し文」のような、筒井さん版「できそこない博物館」のような、贅沢な断片群です。楽しい。

『大江健三郎同時代論集』推薦文

「『新装版 大江健三郎同時代論集 10 青年へ』推薦文」 2023.11.28『新装版 大江健三郎同時代論集 10 青年へ』帯(表4)岩波書店 帯(表1)には一部抜粋が使用されています。

「文學界」1月号に特別エッセイ

「忘れられぬ人びと」 <文學界>2024.1 p104-p107 榎本健一、生島治郎、塙嘉彦、瀬川昌彦、井伏鱒二……、忘れられぬ各氏との知られざるエピソードの数々。驚きがたくさんありました。 なお「文學界」同号には川上弘美さんによる『カーテンコール』書評「肉体…

「波」連載シリーズ第10回

「アルコール・煙草・ジャズ」 <波>2023.12 p2-p5 目眩く毎日です。小川哲さんのTOKYO FM の番組「Street Fiction by SATOSHI OGAWA」ご出演は12/3(日)05:30-05:55。

「小説野性時代」に山田風太郎賞選評

「現在に相応しいテーマか」 <小説野性時代>2023 冬号 2023. 11.22 p36-37 第14回山田風太郎賞選評。受賞作は前川ほまれ『藍色時刻の君たちは』(東京創元社)。

「図書」11月号

「大江さんからの手紙」 <図書>2023.11 p1 特集「追悼 大江健三郎さん」巻頭に掲載されています。『水死』についてのええっと驚くことも。

「波」シリーズ連載第9回

「心臓と血管」 <波>2023.11 p2-p5 読んでいて胸が痛みます。どうかお大事に。

「波」11月号 表紙の筆蹟

「プレイバックは…」 <波>2023.11 表紙の筆蹟 画/とり・みき(『カーテンコール』装画より)

桐野夏生さんの『日没』(岩波文庫)帯に推薦文

「これはただの不条理文学ではない」 桐野夏生『日没』(岩波文庫)帯 2023.10.13 単行本発刊時、岩波書店HPに掲載された推薦文が再録されている。

「中央公論」に谷崎潤一郎賞選評

「ネネとりっちゃんと」 <中央公論>2023.11 p158 第59回谷崎潤一郎賞選評。受賞作は津村記久子『水車小屋のネネ』(毎日新聞出版)。

「波」連載シリーズ第8回

「老化」 <波>2023.10 p2-p4 「波」連載シリーズ第8回は「老化」と題された、三人称で日常を見つめる、小説にも思える作品です。

日記シリーズ第7回

「幾たびも美食日記」(シリーズ第7回) <波>2023.9 p2-p5 六月二十九日から七月七日。舌平目に中華、お好み焼きにイタリアン。エスニック料理に蟹、そしてお寿司。谷崎潤一郎賞の候補作……。 十月新刊予定に最新作品集『カーテンコール』告知も。とてもと…

テロと戦時下の2022-2023日記リレー

「テロと戦時下の2022-2023日記リレー」 <新潮>2023.9 p52-p53 2022.12.30~2023.1.5の日記 「新潮」恒例リレー日記企画。今回は2022年7月~2023年6月、52名によるリレー。筒井さんは変わらずの新年ご担当です。

「波」連載シリーズ第六回

「老耄へとへと日記」 <波>2023.8 p2-p5 六月四日から十四日。新幹線内での邂逅から徹底駆除まで。上山さん、素敵です。 「新潮」9月号広告で「テロと戦時下の2022~2023 日記リレー」に筒井さんのお名前。「編集後記」にも筒井さんのことが。

「美食日記ふたたび」

「美食日記ふたたび」 <波>2023.7 p2-p4 「美食日記ふたたび」。森谷はお肉はもちろんコロッケもとても美味しい。

「老齢と喫煙」

「老齢と喫煙」 <波>2023.6 p2-p4 筒井さんの煙草史。両切りピースからモア、ヴォーグ、そしてケント。

「老耄倹約日記」

「老耄倹約日記」第4回 <波>2023.5 p2-p5 2023.3.1~3.26の日記 今回はタイトルが「老耄倹約日記」に変更。大江健三郎さんの訃報に接した日のことも「新潮」に掲載されたメールについても書かれています。

永遠の大江健三郎文学

「お詫びその他。」 <新潮>2023.5 p118-p119 「新潮」5月号は「永遠の大江健三郎文学」として随筆「難関突破」再録と諸氏からの追悼文を掲載。追悼文の最初に掲載された筒井さんの「お詫びその他。」は、大江さんへの追悼文依頼を断ったことについて「新潮…

「老耄美食日記」第3回

「老耄美食日記」第3回 <波>2023.4 p2-p5 2023.1.31~2023.2.24 松浦寿輝さんの『香港陥落』、桐野夏生さんの『真珠とダイヤモンド』、ポネというプリン、芝居や映画の準備稿、パーコーメンなど気になるものがいっぱいです。

「老耄美食日記」第2回

「老耄美食日記」第2回 <波>2023.3 p2-p5 2023.1.8~1.17の日記 肩の痛み、心配です。

「老耄美食日記」連載開始

「老耄美食日記」 <波>2023.2 p2-p5 2022.12.6~2022.12.14までの日記 「老耄美食日記」が「波」で連載開始♪ 初の試みに驚きです。今後も楽しみ。

「小説野性時代」に山田風太郎賞選評

「強烈な個性とリアリティ」 <小説野性時代>特別編集2022年冬号 2022.11.24 第13回山田風太郎賞選評。受賞作は小川哲『地図と拳』(集英社)。

『永井豪本』に慶祝メッセージ

『永井豪本』 2022.11.15 原著/永井豪 監修/ダイナミックプロダクション 小学館・刊 <収録作品>「慶祝 永井殿の18人」 『デビルマン』&『マジンガーZ』生誕50周年記念『漫画読本SPECIAL 永井豪本』に慶祝メッセージが掲載されています。

<自著を語る 私が書いた中公文庫>

『残像に口紅を』【筒井康隆<自著を語る 私が書いた中公文庫>】 <婦人公論>HP 2022.11.10 https://fujinkoron.jp/articles/-/6892 中公文庫創刊50周年記念企画。 【筒井康隆さんおすすめの中公文庫】として『文章讀本』(谷崎潤一郎・著)についても。

「中央公論」に谷崎潤一郎賞選評掲載

「貴重な情緒性」 <中央公論>2022.11 p136-p137 第58回谷崎潤一郎賞選評。受賞作は吉本ばなな『ミトンとふびん』(新潮社)。

劉慈欣短篇集『流浪地球』帯に推薦文

「ユーモアの極南ハードの極北」 2022.9.7 『流浪地球』(劉慈欣 KADOKAWA)帯 石田衣良・恩田陸両氏と並んで、劉慈欣短篇集『流浪地球』帯に推薦文。

『残像に口紅を 復刻版』メッセージ

「この帯封の……」 『残像に口紅を 復刻版』袋とじ内 2022.7.25