2009-05-18 ■ エッセイ エッセイ 「漂流ー本から本へ」第7回「『孤島の鬼』江戸川亂歩」 <朝日新聞>2009.5.17 11面 読書欄 撮影/郭允 『孤島の鬼』を最初に読んだのは、筒井さんが1巻の解説「大乱歩ふたたび」を書かれた講談社版25巻全集ででした。何といっても中盤以降のあの日記が強烈で、読後いつまでも頭にこびりついて離れませんでした。蟹も旨そうだったなあ。朝日の註にあるように創元推理文庫版は発表当時の竹中英太郎の挿絵つきでおすすめです。