『ジャックポット』発売中
『ジャックポット』
- 初版発行/2021.2.15 新潮社 上製本 四六判 カバー 帯(白)
- 装画/筒井伸輔 装幀/新潮社装幀室 定価/本体1600円+税
- ISBN 978-4-10-314534-9 C0093
- 帯惹句/嗤え、歌え、踊れ、狂え。今日も世界中が“大当り!(ジャックポット)” コロナ、戦争、文学、ジャズ、映画、嫌民主主義、そして息子の死-。かつてなく「筒井康隆の成り立ち方」を明かす超=私小説爆誕! <大当り!!>の人類に贈る、狂瀾怒濤の傑作短篇集 亡き息子との<再会>を描いた奇跡の名篇「川のほとり」収録。
- <収録作品>「漸然山脈」(「ラ・シュビドゥンドゥン」楽譜)p7「コロキタイマイ」p31「白笑疑」p59「ダークナイト・ミッドナイト」p79「蒙霧升降」p101「ニューシネマ「バブルの塔」」p119「レダ」p141「南蛮狭隘族」p163「縁側の人」p185「一九五五年二十歳」p207「花魁櫛」p225「ジャックポット」p233「ダンシングオールナイト」p257「川のほとり」p273
最新短篇集『ジャックポット』発売! 松浦寿輝さんがおっしゃった「新領域」の作品群。冒頭の「漸然山脈」からたまりません。テーマ曲「ラ・シュビドゥンドゥン」は聞くたびこれはもう永遠の追いかけの歌だとうっとりします。
『ジャックポット』書影
装画は筒井伸輔さん。装幀は新潮社装幀室。17日発売です。
創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー
「創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー 筒井康隆」
- <新潮>2021.3 p8-p9
―2020年1月1日(水)~1月7日(火)
「新潮」恒例リレー日記企画。はからずも「コロナ禍」の一年となった2020年、筒井さんはコロナの気配が全く感じられない年頭の七日間です。伸輔さん、「オリパラ」という言葉、混雑のタクシー乗場、すべてが遠いです。