- 『日本SF作家クラブ40年史』日本SF作家クラブ・刊 2007.6.15
- 清藤秀人「今週の特選シネマ『時をかける少女』」<TVガイド>2007.7.27
- 相馬悠々「鳥の眼・虫の眼「マンネリ化した新しさ」」→三島賞 <文学界>2007.8
- 巽孝之「誰がヴォネガットを殺したか」<SFマガジン>2007.9
- SFマガジン編集部「『日本SF作家クラブ40年史』完成記念祝賀会レポート」<SFマガジン>2007.9
- 福井健太「「パプリカ」の後日談『パプリカ The dream-child』」<SFマガジン>2007.9
『日本SF作家クラブ40年史』はB5判160頁にも及ぶ、貴重な資料集。今のところ一般頒布は予定されていないとのことですが、機会があればぜひ手にとっていただきたい一冊です。<SFマガジン>はヴォネガット追悼特集。和田誠さんのイラストレーションが目印。巻末には8/30〜9/3開催の世界SF大会=Nippon2007の主要企画リストが挙げられています。「日本SF大会四十五年史」展示、<宇宙塵>五十周年記念展示、シンポジウム「SF作家クラブ四十周年記念パネル」(高斎正・小松左京・田中光二・谷甲州・東野司・山田正紀諸氏による)、「日本SFファンダム史」(柴野拓美・難波弘之・梶尾真治・島田喜美子諸氏による)などが興味深いです。新井素子・最相葉月・森下一仁の三氏による星さんについてのシンポジウムもあるんですが、タイトルが「星新一とは何者だったのか」。これって何とかなりませんか。