■

『虚構内存在 筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉』

• 藤田直哉／著　作品社／刊　初版発行／2013.2.10　帯推薦文／巽孝之　定価／本体2400円＋税
• 「はじめに　虚構内存在との新たなる生の次元にむけて」／第一部　なぜ、いま筒井康隆が必要なのか 「第一章　なぜ、いま筒井康隆が必要なのか」「第二章　戦後史の中の筒井康隆」／第二部　超虚構理論と虚構内存在 「第三章　超虚構理論とフリードリヒ・フォン・シラー」「第四章　虚構内存在の存在論」「第五章　内宇宙の神話」「第六章　感情移入の理論」「第七章　機械化した良識」／第三部　虚構内存在の切り拓く新たなる《生》の次元 「第Ａ章　虚構内存在の政治」／「あとがき」／注／「筒井康隆　略年譜」／索引

　とりあえず入手しました。「略年譜」をぱらっと見ましたが、1984年の項、内藤誠監督「家族八景」ってほとんど知られていないのでは？（横浜放送映画専門学院・学生出演・制作による「亡母渇仰」を映像化した自主映画に近いものという認識なのですが）と思いました。
　これから本文に入ります。