『パプリカ』舞台挨拶
- 2006.10.21 11:20〜 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
- http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=2349
- パプリカ 東京国際映画祭でプレミア上映(10/21) | アニメ!アニメ!
行ってきました、東京国際映画祭! animecsTIFF&digitalTIFF共同オープニング作品『パプリカ』の上映は六本木シネマヒルズscreen2にて。一般初公開ということもあって客席は満員。報道陣も多く『パプリカ』に対する期待の大きさがうかがえました。上映前に時田浩作役の古谷徹氏に続いて筒井さん、今監督が登壇しての舞台挨拶がありました(国際映画祭とあって通訳付)。筒井さんは「『パプリカ』は女性誌<マリ・クレール>に連載、第一部と第二部の間に半年の休載をはさみ、苦労して書き上げた作品。この映画に支援してくれている文化庁の、河合隼雄長官が「人の心を癒してくれる作品」と評してくれた。皆さんもどうぞ癒されてください」「『パプリカ』映像化は私自身が今監督に依頼した。TVでCMを見てその映像に驚いた江川達也には「作家冥利に尽きるでしょう」と言われたが、私の想像以上に素晴らしい映像になりました」と語られました。
『パプリカ』本篇の上映時間は90分(今回は英語字幕付)。素晴らしい映像に音楽、各所にちりばめられた筒井ファンならにやりとしてしまう仕掛けの数々、あっという間のひとときでした。あの原作をここまでまとめあげた今監督の手腕に拍手を送ります。とてもスピーディーな展開なので、何度も見て確認したいところが随所にあり、これはまた劇場に足を運ばねば…と思いました。