＜カオス＞創刊号（1962.NOV) 1962.11.20印刷 1962.12.1発行 編集人／筒井俊隆 発行人／吉田靖雄 発行所／カオスクラブ この＜カオス＞創刊号は国会図書館にも日本近代文学館にもありません。筒井さんの「犬の町」、小松さんの「汚れた月」に俊隆さんと発行…

「時をかける少女」 初出／＜中学三年コース＞1965.11〜1966.3 ＜高一コース＞1966.4〜5 全７回連載 イラストレーション／石井治 劇場アニメーション『時をかける少女』公開記念として『時かけ』ミニ特集をやりたいなあと考えていたのですが、まさか試写会後…

『馬の首風雲録』別帯（赤） 『馬の首風雲録』には『４８億の妄想』同様、奥付を見ただけでは、初版と判別のつき辛い「ニセ初版」が存在します（1968.9.25印刷 1968.9.30発行）が、その「ニセ初版」には初版帯の色違い（赤）の別帯が付いていました。定価も…

『馬の首風雲録』（No.6） 長篇１篇，エッセイ１篇 初版印刷／1967.12.25 初版発行／1967.12.31 早川書房 日本ＳＦシリーズ １３ カバー 帯（紺） 小Ｂ６版 並製本 装幀／金森達 定価 400円 帯惹句 ＳＦ的手法でしか捉えられない 戦争の悲惨さと滑稽さ！ 日…

『かいじゅうゴミイ』異装版 『かいじゅうゴミイ』には何種類かの異装版が存在します。なかなか入手し辛くはっきりとしていないのですが、とりあえず判明しているものだけ。 本体 初版１？ 見返しの絵＝天地正＝惑星の恐竜が上 著者略歴の左頁がシリーズ一覧…

『かいじゅうゴミイ』（No.5） 童話3篇，エッセイ1篇 初版発行／1967.8.20 盛光社 創作Ｓ・Ｆどうわ 函 角版 え／馬場のぼる 定価 420円 巻末広告惹句 ごみの島から生まれたかいじゅうゴミイが、東京の町へ。まちがってちゅうしゃされた赤ちゃんがかいぶつベ…

『ベトナム観光公社』（No.4） 短篇18篇，献辞1篇，（解説・「筒井康隆論」石川喬司） 初版印刷／1967.6.10 初版発行／1967.6.15 早川書房 ハヤカワ・ＳＦ・シリーズ 3145 書名刷函（包装用） ポケット・ブック版 装幀／真鍋博 定価 330円 函惹句 ＳＦ擬似イ…

『時をかける少女』函２種 『時をかける少女』盛光社版には本体が２種、函が２種の計４種の異装版が存在します。違いは以下の通り。 本体 初版 1967.3.10 印刷 1967.3.20 発行 奥付にある著者名「筒井康隆」のルビが「つついこうりゅう」。 ニセ初版（一部で…

『時をかける少女』（No.3） 短篇3篇，（「はじめに」「解説・ＳＦ入門」福島正実） 初版印刷／1967.3.10 初版発行／1967.3.20 盛光社 ジュニアＳＦ ５ 函 四六判 上製本 装幀／依光隆 口絵・さし絵／谷俊彦 定価 380円 さて、『時をかける少女』です。筒井…

『48億の妄想』（No.2） 長篇1篇，エッセイ1篇 初版印刷／1965.12.25 初版発行／1965.12.31 早川書房 日本ＳＦシリーズ ８ カバー 帯（紫） 小Ｂ６版 並製本 装幀／真鍋博 定価 340円 帯惹句 極致に達したマスコミ世界を描いた ナンセンスＳＦの痛烈な諷刺！…

『東海道戦争』HSFS版の再版（1967.7.25印刷 1967.7.31発行）の一部（？）は「しゃっくり」の箇所が写真の通り、乱丁になっていて、まるで物語に呼応して活字がしゃっくりを起こしたようになってます。ちょっと珍しいかなあと思って、掲載しました。

『東海道戦争』書名入函２種 私はどちらかというと古書店をまわっては、初版とちょっと違う本を集めるのが好きで、表紙イラストレーション変更とか、文庫の背表紙が微妙に変わったとか、勝手に異装版と呼んでるものを見つけては、集めたりしてます。この『東…

『東海道戦争』（No.1） 短篇13篇，献辞1篇，エッセイ1篇 初版印刷／1965.10.10 初版発行／1965.10.15 早川書房 ハヤカワ・ＳＦ・シリーズ 3099 書名刷函（包装用） ポケット・ブック版 装幀／真鍋博 定価 300円 これから時折、過去の著作をとりあげていきま…